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2016年4月16日 (土)

玉響④

P.66
学校の課外授業で博物館や動物園に行くとき、
ダイアンは「不思議の国のアリス」にわが身をなぞらえた。

(成長することをテーマとするお気に入りの本を、
彼女は大人になっても何度も読みかえし、謎々を暗記し、
無限につづく異常なものたちの王国をそらんじていた。)

アリスのように、ダイアンはいつも疑問を抱いていた。
何が正常なのか?何が異常なのか?
何が動物的で、何が人間的なのか?
何が本当で、何が見せかけなのか?

ダイアンにはまったく確信がもてなかった。

「炎のごとく~写真家ダイアン・アーバス」文藝春秋 
パトリシア・ボズワース 訳 名谷一郎

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